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コピーキャット

映画ではなく本の話です。

コピーキャットという本を読みました。オーデッド・シェンカー著

内容としては、世の中にはイノベーションよりも模倣が溢れている。イノベーションよりも模倣のほうが企業の成長方法として広く普及しているという内容です。ざっくり。

例えば、iPhoneのアップル社はイノベーターと広く考えられているが、実際の強みは自社のアイデアと外部の既存技術を縫い合わせてスタイリッシュなデザインをまとわせることであった、とあります。

これ確かにそうかもしれないと感じました。iPhoneXで顔認証が有名になりましたが、同じ事をアップル社より以前にandroidでやってた記憶があります。あまり出来がよくなくて黒歴史になったようですが。 既にあった技術をブラッシュアップしてスタイリッシュにして革新的に感じさせるってのが得意なのかもしれません。

日本の企業もいくつか名前が登場してました。トヨタ、キャノン、日立、ニトリなどなかなか興味深い内容でした。

上手な人のやり方を真似しなさいって教えは間違いじゃないんだなと感じました。